キャッシング審査では本人確認書類の提示が必要になります。

運転免許証が一般的ですが、免許を持っていない人だと健康保険証のコピーの提出をすることが多いでしょう。 実はその健康保険証の種類も、キャッシング審査に影響を与えることがあります。

健康保険証の種類

健康保険証

健康保険証は発行元によって、全国健康保険協会と健康保険組合、そして、共済組合と国保の4種類に分類できます。 全国健康保険協会が発行した保険証は、通常社会保険証と呼ばれるものです。

健康保険組合の保険証は大企業で働いている人やその家族が持てるもので、共済組合は公務員とその家族が持てるものです。 そしてそのどれにも属していない人は、自ら住んでいる市町村の役場にいって国民健康保険に加入しなくてはなりません。

保険証の種類によって審査面で有利になる

国保以外の保険証は、それだけで安定した職業についていることが証明できます。 そのため、キャッシングの審査で有利になります。

一番有利なのが共済組合で、その次に健康保険組合、全国健康保険協会と続きます。 単に働いていることが証明できるだけではなく、会社の規模も分かります。 それに資格取得年月日から、勤続年数を証明することもできます。 やはりキャッシングの審査では公務員が一番有利に働きます。

その点からいうと、国保はいくらちゃんと仕事をし続けているとはいっても、そのことを何も証明することはできないのです。 国保だからとマイナスになるとは思えませんが、有利に働くことはないでしょう。

派遣社員でも社会保険加入はできる

派遣社員は不安定な雇用形態から、キャッシング審査でも不利になります。 しかし、派遣社員でも長期に渡って収入が安定している人はたくさんいます。 社会保険に加入していればある程雇用が安定していることが証明でき、審査面で有利に働きます。

それに在籍確認が難しい派遣社員でも、社名入りの保険証を持つことで審査を楽にすることができます。 このように国保よりも何かと便利なので、加入できればしておきたいものです。

派遣社員でも労働条件を満たせばちゃんと社会保険に加入できます。

  • 2ヶ月を超える雇用契約予定がある
  • 1日、もしくは1週間の労働時間と1ヶ月の労働日数が正社員の4分の3以上ある

たまに担当スタッフから保険について説明されていないケースもあり、条件を満たしているのに国保のままの人もいます。 その場合は、必ず派遣元へ問い合わせて、社会保険の加入手続きをしてもらいましょう。