キャッシング審査では返済能力を調べますが、その指標のひとつとして利用されるのが、職業属性です。
では、いったいどのような職業が審査に有利になるのでしょうか？
安定感と離職率が低いのがポイント
キャッシングの審査的には、高収入よりも安定感が重視されます。
- 運営が安定している
- 雇用形態が安定している
- リストラの心配が少ない
会社や職業が安定していてさらに辞める人が少ない職種であれば、審査面ではかなり属性が高いとされ有利に扱われます。 この条件に当てはまるのが、公務員です。 一般企業に勤めているサラリーマンに比べれば、公務員はとても安定感があります。 そのため離職率も低いため、プラスポイントに働きます。
反対にどんなに収入があっても、フリーランスや派遣社員、自営業者、水商売の人たちは、審査面で不利になってしまうことが多いです。 それは収入の変動があるからです。
例え今は収入が良くても、1年先、場合によっては数ヶ月先の見通しも悪くて収入が激減する可能性が高いです。 そのような事があれば、キャッシングの返済も滞ってしまうことになります。 そのため、公務員に比べるとキャッシングの審査面では不利とされているのです。
正社員でも会社によってやや異なる属性
公務員ほどではありませんが、正社員であれば毎月のお給料も安定していることが分かるので、まずまずの属性と言えるでしょう。 ただし、勤めている会社によってもやや審査に影響します。
零細企業であれば倒産のリスクも大きくなります。 上場企業に勤めている人であれば、もちろん属性は高くなります。 さらに上場するのが難しい東証一部上場企業であれば、ますます印象はよくなるでしょう。
悪い属性の職業でも借りられる
フリーランスだからキャッシングの審査には絶対に通らないというわけではありません。 このような属性の人たちでも収入が毎月安定しているなら、十分にキャッシング利用の可能性があります。
そのためには、収入を証明するものが必要です。 派遣社員やアルバイトでも会社に属しているなら、給与明細書や源泉徴収票があるはずです。
フリーランスや自営業者であれば、毎年確定申告した時の控えや役所から発行してもらえる収入証明書があります。 例え不安定だと思われる職業であっても、このような書類を提出することで融資の可能性は十分にあります。
また、借入可能額は少なくなりますが、アルバイトや派遣社員でも積極的に融資してくれるキャッシング会社があるので、そのような会社を狙って申込むといいでしょう。